表具修復・掛軸販売一筋190年　阿波の表具屋さん

秋田(あきた)　春(しゅん)耕(こう)

出　身･･･三好郡足代村（現、三好市足代町）

生･･･明治１４年（１８８１年）　８月２９日

没･･･昭和１９年（１９４４年）１２月　３日

享　年･･･６３歳

名･･･清

　号･･･春耕、春畊山人

略　歴･･･政治家。県立脇町中学校一年終了後、県立徳島中学校三年に編入学。

　　　　四年の時に退学し、上京。明治三十四年に東京法学院（中央大学）、日本法律学校（日本大学）を卒業。

十九歳で判検事登用試験に合格し、徳島地方裁判所試補から、高知区裁判所判事となるも、まもなく官を辞し、東京で弁護士開業のかたわら、二六新報社に入社。のちに三十歳で後身である世界新聞社の社長となり、敏腕をふるった。

明治45年(1912)、衆議院議員に初当選し、以来十回の当選を重ねた。

昭和 ２年(1927)、田中内閣で逓信政務次官、のちに内務政務次官を歴任。

昭和 ７年(1932)、犬養内閣では、衆議院議長として活躍した。

昭和12年(1937)、第一次近衛内閣で内閣参議となる。

昭和14年(1939)、阿部内閣時には、厚生大臣。

昭和15年(1940）、第二次近衛内閣では拓務大臣を、歴任して、政治部門で活躍をした。

主な特徴･･･書を良くした。

　　　　　正三位勲一等を受勲。

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