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キ-0009 岸 粟里 ≪書≫
岸 粟里
出 身・・・名西郡神山町神領
生・・・寛政 4年(1792)
没・・・文久 3年(1863) 8月 3日
享 年・・・72歳
幼 名・・・秀太郎
名・・・有秀
通 称・・・新左衛門
字・・・蘭夫
号・・・粟里
略 歴・・・先祖は、名東郡府中村(現、徳島市国府町)に住んでいたが、上山七村
のまとめ役に抜擢され神領村の大庄屋を代々勤めた。
幼児より、学問を好み、〈岡田 寧処〉に師事し、のち〈柴野 碧海〉
〈鉄 復堂〉に学んだ。
また、最も『資治通鑑』を愛読した。勉学のため、多くの漢書を筆写し
たという。書は〈懐 素〉より始め、〈趙 松雪〉、初唐の〈陳 子昂〉
、北宗の〈蘇 東坡〉から、多くを学んだ。
天保12年(1841)、阿波西北部の暴民蜂起(上郡動乱、上郡騒動)が起
こったとき、名西山分への波及を抑えた。
お墓は、名西郡神山町神領の岸家墓地にある。
主な特徴・・・主な著書に、『東遊日記』『偶然集』『丙申藁』『如日歴』等がある。
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* 本紙:絹本
状態:良/表装替済/新桐箱収納
本紙寸法:丈114cm/巾34cm
全体寸法:丈194cm/表装巾48cm
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