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シ-0010 庄野 琳真 ≪一行書≫
庄野 琳真
出 身・・・那賀郡今津村(現、那賀町今津)
生・・・明治12年(1879) 3月 1日
没・・・昭和47年(1972) 3月 9日
享 年・・・94歳
略 歴・・・庄野 萬五郎の二男。8歳で今津神応寺住職〈寺本 真快〉に預けられ、12歳の時、立江寺住職〈蜂須賀 琳成〉につき得度した。
明治33年(1900)、大竜寺の中学林を経て、県立徳島中学校(現、城南高校)を卒業。
明治37年(1904)、高野山大学を卒業。〈浦上 隆応〉〈葦原 寂照〉〈玉島 実延〉〈泉 智等〉らに受法した。 羽ノ浦取星寺の住職になり、焼失後の再興にあたった。
明治42年(1909)、立江寺住職に就任。多宝塔の建立にあたった。のちに、金剛峯寺宗務所に入り、真言宗三派合同を成し遂げた。
大正12年(1923)、金剛峯寺執行となる。立江寺においては、成人講座を始めた。
昭和 元年(1926)、古義真言宗総務、執行長となったが、金堂焼失の責を負い、辞任し帰寺した。
昭和 6年(1931)、金剛峯寺御遠忌局総監として、大塔再建・高野山大学図書館建立・霊宝館建立、などの記念事業を成し遂げた。
昭和 7年(1932)、立江寺において、日曜学校を開校し、のちには保育所を開設した。 太平洋戦争後は、教団の復興に尽力した。
昭和25年(1950)、高野山真言宗総理に就任。
昭和27年(1952)、金剛峯寺第三百九十五世座主・高野派管長に選ばれた。
昭和28年(1953)、第四百五十四世倹校法印となり、金剛峯寺宿老・定額位に補せられた。
司法保護委員、地方社会事業委員、裁判所調停委員、地方保護委員などを歴任。
昭和38年(1963)、紺綬褒賞を受賞。 能書家として、〈庄野 琳城〉〈庄野 真澄〉〈笠井 真光〉など多くの弟子を育成した。
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* 本紙:紙本
状態:良/表装替済/新桐箱収納
本紙寸法:丈133cm/巾32cm
全体寸法:丈195cm/表装巾45cm
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