表具修復・掛軸販売一筋190年　阿波の表具屋さん

善(ぜん)　龍(りゅう)

出　身･･･池田町佐馬池

生･･･嘉永　５年（1852）　４月１８日

没･･･昭和　３年（1928）１１月　１日

享　年･･･７７歳

　　号･･･蕗堂、または竹心庵

略　歴･･･文久３年（1863）、箸蔵寺に入寺得度した。
 明治４年（1871）、高松の〈藤沢　南岳〉に入門、儒学を学んだ。次いで善通寺に入り仏学を修めた。
 明治　８年（1875）、美馬郡岩倉村の真楽寺住職に就任。
 明治１６年（1883）、三好郡の箸蔵寺の住職になった。「箸蔵善龍」と称された。
 明治２５年（1892）、京都の広隆寺住職を兼務。
 明治４０年（1907）、定額僧位に補せられた。
 大正　元年（1912）、隋心院門跡となった。また、真言宗小野派管長に就任。大僧正に昇進。
 大正　８年（1919）、真言宗最高の長者職を努めた。
 大正　９年（1920）、箸蔵寺に帰住し、寺門興隆に努めた。
 大正１１年（1922）、住職を辞職するも、翌年再任し、箸蔵寺の遺産を寺有財産とした。  
 

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