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ニ-0008 新居 湘香 ≪書≫
新居 湘香
出 身・・・徳島城下紙藏町(現、徳島市富田橋2丁目)
生・・・嘉永 2年(1849) 9月29日
没・・・大正 6年(1917) 3月23日
享 年・・・69歳
名・・・敦二郎
号・・・湘香
略 歴・・・藩儒員『新居 与一助(水竹)』の二男。
明治8年(1875)、元老院中書記生となり、政府に出仕する。かたわら、自由民権運動の結社である、徳島の【自助社】の幹部社員として活躍していた。 しかし、【通諭書事件】をさかいに、その起草者として禁固2年の罪に問われ退官。刑期後、教育界に入る。
明治14年(1881)、県立徳島中学校校長になり、4年間勤務する。退職後は、北海道庁長官付きとなり、庶務課、記録課に勤務。のちに、東京府庁第三課、貴族院事務局速記課編纂課、大蔵省秩禄処分調査局などに勤務した。
明治36年(1903)、再び北海道に渡り、札幌農学校(現、北海道大学)の漢学講師になった。同校が東北帝国大学農科大学として改編された後は、農科大学書記から各学校入学試験委員、日英博覧会出品委員、農場成功記念委員、事業報告出版物取調委員、などを努め、北海道における高等教育の充実を図った。
主な特徴・・・・詩書を良くした。
著書に、『東園家集 付卓然堂遺稿』『水竹居詩鈔』などがある。
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* 本紙:紙本
状態:良/表装替済/新桐箱収納
本紙寸法:丈109cm/巾29cm
全体寸法:丈189cm/表装巾43cm
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