表具修復・掛軸販売一筋190年　阿波の表具屋さん

貫名(ぬきな)　天蓼(てんりょう)

出　身･･･徳島市富田浦町

生･･･天保１４年（1843）

没･･･明治３５年（1902）　８月　９日

享　年･･･６０歳

　　名･･･均藏、初めは野本金藏と称していた。

　　号･･･天蓼、貫均

略　歴･･･【貫名　菘翁】の甥【吉井　三作直賢】の二男。【貫名　硯城】の弟 になる。
 １０歳の頃、京都の叔父菘翁の家に寄宿して画を学んだ。のちに大和に移り、その後徳島に帰郷し、富田町に住まいをかまえた。
 大工町の自宅で没し、徳島市寺町の還国寺に葬られた。  

主な特徴･･･多能であり、四君子・山水・花鳥・人物すべてに良くした。
 特に、竹林を主題にした山水風景水墨画を多く残している。  

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