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ｽ-0002鈴江 貫中 《武内定禰と仁徳天皇図》
鈴江 貫中
出 身･･･徳島市常三島
生･･･天保３年（１８３１年）
没･･･明治元年（１８６８年）４月２６日
享 年･･･３７歳
名･･･安太郎、また康介
初 号･･･広風、定衡、さらに貫中へと改号
別 号･･･樸斎
俳 号･･･半漁
略 歴･･･初めは、藩の絵師〈渡辺 広輝〉に入門し、広風と号した。
後に、藩主に従い江戸に行き〈住吉 広定〉に入門、定衡と号した。幕府は貫中を将軍家の絵師にしようとしたが、兄の病死に伴って帰郷し、家督を継ぎ藩の絵師になった。
藩主が諸侯に贈る絵は、多く貫中に描かせ、好評を博したという。
酒を好み酔中絵を描くことが多く、衣を脱いで揮毫したという。
『守住 貫魚』『佐香 貫古』と共に、〈渡辺 広輝〉門の三傑と称せられた。
主な特徴･･･画風は、住吉派特有の精密な描写であり、力強さの面も兼ね備えていた。
代表作に、《仁徳天皇図》三幅対や、《竹虎図》などがある。
比較的短命であったので、作品は少ない。
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＊本紙；絹本
状態；本紙良／表装傷み有り、未修理／新桐箱収納
本紙寸法；丈９９�僉振劭械貝�
全体寸法；丈１７１�僉辛汁�巾４４��
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