藤 桃斎
出 身・・・美馬郡脇町
生・・・宝暦 2年(1752)
没・・・文政 3年(1820)10月 9日
享 年・・・69歳
名・・・尚董
字・・・子正
別 号・・・桐斎、また愛山、松涛
通 称・・・花屋宇右衛門、のち紙屋利右衛門
略 歴・・・安政のころ、藩の絵師〈河野 栄寿〉について、狩野派の画を7〜8年学んだ。
のち江戸や備前に遊学、画名があがったが、諸侯の招聘に応じなかった。
天明、寛政年間、京都に住み、円山応挙の勧めに応じず、西本願寺の再建に際し、その障壁画を十数年かけて描いた。
文化の初年、脇町に帰住し、優遊の生活を送った。遺作はかなり遺っているが、人物画が得意で北宗画風である。また筆力が雄健で、大作をよくした。
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